2018-11-14から1日間の記事一覧

ラーメン物語14

19時が過ぎ本格的にお客さんが入ってきだして一気に忙しくなってきたディナーはランチと違い複数客が多い一気にオーダーが入ってくるそしてサイドメニューの注文が多いファミリー客が多くお酒を飲むお客さんが多いからだそしてランチと違い回転率も遅く客数…

ラーメン物語13

初めての遅番勤務俺が勤めているラーメン屋の基本シフトは08:00〜17:0011:00〜20:0017:00〜04:00これが正社員の基本シフト俺はフリーターで正社員並に仕事していたので早番に充てられていた ランチはタナカに任せて遅番からの出勤出勤してみてたら店の光景が…

ラーメン物語12

裏口の前にいる男は新入社員であろう タナカである しかもだ出勤初日で裏口とはいえ店の前でウンコ座りでタバコを吸い靴はかかとを踏んでいるしかも髪型はオールバック どう見てもヤンキーだ間違いない 漫画に出てきそうなヤンキー平成のご時世にこんなヤン…

ラーメン物語11

気がつけばラーメン屋のバイトも一年近くやっていたやっている仕事も社員並ランチは社員無しで一人で仕込みから任されランチのバイトのシフト管理材料の発注等も俺の仕事時給も軽く1000円を超え勤務時間も8時〜18時までなっていた給料も社員位になっている …

ラーメン物語10

「やっぱりフクモリさんやめときます」コウヅキは言った 何故だ?いきなり過ぎてびっくりした 俺「なんで?あんだけ張り切ってたやん?」コウヅキの思いは嘘ではないことは俺がよく知っている理由がどうしても聞きたくなった コウヅキ「言いたくないです…」…

ラーメン物語9

あれからコウヅキに会うことも無く連絡も来ることが無いいつもならこちらから連絡取らなくても勝手に連絡が来るというのに シフト表を確認してみるコウヅキは今日は休みならば今夜にでも連絡取ってみるか バックヤードで休憩がてら色々と事務仕事をして夜に…

ラーメン物語8

飲み会の翌日俺は朝から仕込みと開店準備をしていた それほど遅くまでいたわけではないがやはり少し眠いまあそれでも楽しかったから良しとしよう 開店1時間半前ぐらいからバイトやら社員が出勤し始める 「おはようございまーす」 社員のイモト氏とチーフのオ…

ラーメン物語7

バイトだけの飲み会出席者はムラノ、オオニシ、コウヅキ、俺の男4人とハルカ、ヒトミ、フクモリの女3人 ハルカとヒトミは17歳のヤンキームラノは同い年の大学生オオニシはコウヅキと同い年である 他にも何人かいるが大体はこんなメンツで月に1回2回は集…

ラーメン物語6

ラーメン屋のバイトも数カ月が過ぎ色んな仕事を覚えフリーターと言う事もありランチタイムを仕切らせて貰えるようになった時間も8時〜17時になり仕込みから仕事をするようになった 正社員の人達はもちろんバイト仲間達とも仲良くなりよくバイト終わりに遊び…

ラーメン物語5

バックヤードで店長から改まって言われた 正社員にならん? 唐突に言われたホンマに予想外であったまだ入って1ヶ月程で仕事もやっとこさ慣れてきたところでのまさかの正社員にならんか?だ 俺は店長に 申し訳ありませんが正社員にはなりません と キッパリと…

ラーメン物語4

はぁ… 溜め息しか出ない 勤務初日であれだけの仕打ちを受けたらチタンのメンタルを持つ俺でも 流石に凹むな しかしだ バイトだろうと社員であろうと2日やそこらで辞めるようでは 漢が廃る! どうせ辞めるなら何かしらを吸収してから辞めなければ! 気合を入…

ラーメン物語3

簡単な朝礼と自己紹介を終え店長から声が掛かる「とりあえずねぇ、人に付いて仕事覚えて貰おうか」そう言われて店長は大きい声で呼ぶ「イモトさーん!」 ハイ!と返事しこちらに来る「厨房担当のイモトさんね。この人から色々と教わって」イモトさん俺より一…

ラーメン物語2

バイト初日勤務時間は10時から17時まで時給は850円今なら相当安いバイトであろう当時もまあまあ安かったのだがそれでも仕事は仕事 オープニングスタッフとは言えオープンから暫く経っているすでに働いている人達とすぐ馴染める様に俺は遅れずに9:30に余裕持…

ラーメン物語

高校を卒業して俺は就職につく 某激安靴屋さん 部活を引退してバイトで入った所をそのまま正社員で就職したのだ この時の話を書いてよいのだが敢えてその後のラーメン屋での事を綴っていこう 激安靴屋を辞めた22歳さてこの後は何をしようか?そう思って家の…

デリヘル物語外伝3

仕事中に圧倒的違和感 その違和感って何?って話ですが 尿意が異常別にしたくもないのにトイレに行きで出ない ? なんやこれ?こんなんがホンマに数分置きにくるのよ 尿意がくるからトイレに行くでも出ない出ないとわかってるけど尿意が来て我慢が出来ないか…

デリヘル物語外伝2

俺は言ったんだどっから見ても馬鹿ギャルに じゃあホテル行こや まさかの仕事中しかも待機中に言ったんだソコソコマジで 馬鹿女は は?みたいな顔をしてたのは覚えてる当然と言えば当然だしかし俺も負けない 俺はは?ていうかえ?みたいな感じで言ってみた …

デリヘル物語外伝

以前書いた デリヘル純愛物語 その時期より少し前の事を書こうかと思う 俺がデリヘルの仕事を初めて少し経った頃の話 実はデリヘルのスタッフはキャバクラと違ってお近づきになり易く喰いやすい実際にスタッフの話の中でこの前誰を喰っただの話がチラホラと…

デリヘル物語14

彼女と会う当日何故か緊張してる会えるのが嬉しいはずであるのに 待ち合わせた場所へ予定より早めに着く 待ってる時間の間色んな考えが頭の中で巡ってくる そうこうしてる内に彼女が来る お待たせ ほんなら行こうかと車を走らせる 俺は彼女にどこか店に入る…

デリヘル物語13

アキヨから電話だ 何故だ?この時真っ先に思ったのは 車の中に何か忘れ物でもしたのか? 嘘や!と言う声が聞こえてきそうだが当時は本気で思った とりあえず電話に出よう …もしもし? アキヨ…アタシ 俺どうしたん? アキヨ何してるの? 俺家におるでもう寝よ…

デリヘル物語12

「アイツ」から電話があった そう… キバミという男からである この男はベトナム人同い年見た目はまんま日本人日本語ペラペラソコソコ男前どっかのNo.1ホスト女関係だらしないコイツの口癖は 女は福沢諭吉 要は最低な男である キャバクラボーイ時代に芦田を通…

デリヘル物語11

お互いが好きで実らない恋彼女が俺の事を好きでいてくれた事に対しては嬉しくもあった しかし 付き合えない事に対してはとても悲しくもあり複雑な感情が頭を巡らせていた 暫く車を走らせてとにかく誰かに話を聞いて欲しくなった 芦田に連絡しよう 芦田には彼…

デリヘル物語10

思いの全てを彼女に伝えた 何故か彼女は泣き出した めっちゃ焦る焦る焦る 何故だ?そんなに俺に告白されたのが嫌だったのか? 泣いている彼女に何故泣いているのか聞いてみた どうしたん?何か変な事言った? 彼女は首を横に振る ? 俺の頭の中はまさに ? …

デリヘル物語9

俺は彼女に思いを伝えるべく会う約束をした 会う日まで常にドキドキしていた デリヘルのバイトで送迎したりする時はやはり嫌な気分であったがそれでも彼女の顔を見て車で二人で話してる時は楽しかった 「今度はどこでご飯食べるー?」 仕事中とはいえこんな…

デリヘル物語8

あれから彼女とは仕事が一緒ではない時はメールで連絡を取り合い一緒の時は短い時間ではあるけど楽しく話す 客の所に送り届けるときはマジで嫌気が刺していた あぁこれから知らないどこかの男に身体を触られるのか… 待ってる間は地獄の様な時間を過ごす 若さ…

デリヘル物語7

彼女から弟と二人で暮らし風俗で働き初めた理由を聞いた 彼女の家庭は父親が自営業をやっていて母親は中学生の頃に離婚それでもごく普通の家庭だったらしい ある日高校生だった頃学校から家に帰ってみると弟が家の玄関でうずくまっていたらしい どうしたの?…

デリヘル物語6

会う約束をした当日俺はメチャクチャウキウキしていた仕事中も上の空 何が何だかわからん状態 早く仕事よ早よ終われ そればかり考えていた 仕事が終わる上司にいらん仕事を押し付けられん様に 空気をも切り裂き真空波を生み出すが如く走り抜けていった 家に…

デリヘル物語5

新人で入ってきた女 【かのん】 当時はこんな業界には似つかわしくない感じの子やなぁ位にしか思ってなかった今で言うと 広瀬アリスみたいな感じ シフトもソコソコに入っていた俺も週4日位入っていたし彼女の勤務時間帯と被ることが多くよく乗せていたのだ …

デリヘル物語4

風俗業に勤めるにあたって良く聞くのが 講習で女の子とヤレルでしょ? これめっちゃ聞かれました 実際はヤレません ソープとか知らないけど私が勤めてたデリヘルはヤレルどころか講習すらなかったこれは女の子に実際聞いたから間違いない 仮に講習とかあった…

デリヘル物語3

店のスタッフから告げられた場所は 地元の公園の駐車場 スタッフからは「こういう客はややこしいの多いから注意してな」 ? どういう事なんだろうか? とりあえず女の子を乗せて現場まで 「ヨロシクお願いしまーす」 キャバと違ってデリヘル嬢はなぜか礼儀正…

デリヘル物語2

デリヘルの面接に行く俺 開始5秒で即採用 勤務時間は22:00〜3:00時給が交通費込の2000円週4日勤務車は持ち込みね 主な仕事内容は女の子をホテルなり自宅なりに送迎するだけ県外とかのデリバリーはほぼ無し 仕事が無ければ事務所の前の道でひたすら待機もちろ…